2013年2月23日土曜日

簡単な Android 開発環境構築

簡単な Android の開発環境構築方法について説明します。
以前(Android SDK r21より前)は、eclipse 、JDK、Android SDK 等をインストールし、eclipse に Android 開発用ツールのプラグインをインストールしたりと結構面倒だったのですが、Android SDK r21 では、eclipse、Android SDK、Android 開発用ツールがセットになって提供されるようになりました。

なので、面倒な環境構築はなく、以下の二つをインストールするだけで環境構築できるようになりました。
・ JDK(Javaの開発環境)
・ Android SDK (Androidの開発環境 + eclipse + 開発用ツール)
(・ 日本語化用のファイル)




Android は、Java で開発するため、Javaの開発環境が必要になります。

なお、上記はすべてフリーソフトです。


では、それぞれのインストール方法について説明していきます。

1.JDK のインストール

JDK は以下の URL からダウンロードします。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

2013/02 現在で JDK は 7 がでていますが、Androidでは 6 が推奨されているため JDK6 をダウンロードし、インストールします。

ページの下の方に Java SE 6 Update 41 のダウンロード項目があるので、クリックします。


すると、以下のように OS 毎のダウンロードリンクの画面が表示されるので、自分のOSに合うものをダウンロードします。
(私は Windows7 64bit なので、以下を選択します)



すると実行ファイルがダウンロードされるので、ファイルを実行してインストールします。
インストールは特に何も変更せずに標準のまま進めて問題ありません。




2.Android SDK (eclipse, 開発キット含む)のインストール


Android SDK は、以下の URL からダウンロードします。
http://developer.android.com/sdk/index.html

ページ右にある、Download the SDK をクリックします。


すると、以下のようなライセンスが表示され 32bit / 64bit の選択がありますので自分の OS に合わせて選択し、ダウンロードを行います。
(私は Windows7 64 bit の PC なので 64bit を選択します)


圧縮されているファイルがダウンロードされるので、任意のフォルダに解凍します。
インストール作業は特にありません。
解凍したフォルダの中に eclipse、Android SDK 等が入っています。




3.eclipse の日本語化


Android SDK をダウンロードの中に入っている eclipse は英語なので、日本語化する場合は以下の URL から日本語化のプラグインをダウンロードします。
http://mergedoc.sourceforge.jp/


最新版の 1.4.x をクリックするとダウンロードが開始されます。

圧縮されているファイルがダウンロードされるので、任意のフォルダに解凍します。

解凍したフォルダの中の features と plugins を eclipse.exe があるフォルダにコピーします。
eclipse.exe があるフォルダにも元々同じ名前のフォルダがありますが、そのままコピーを実行します。

そして、eclipse.ini の最後の行に以下を追加し、保存します。

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar=default.splash


eclipse を起動して日本語化されていれば成功です。




Android の開発環境構築は以上で終了です。
前までのバージョンに比べると環境構築にかかる時間もかなり短縮され、かなり楽になったと思います。


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